20190912【Press News/Technology】世界初!よむネコ社とdouble jump.tokyo社がVRゲーム上のデジタルデータをNFT化する実証実験開始

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VRゲームの企画・開発をしている株式会社よむネコ(本社:東京都新宿区、代表取締役:國光宏尚)は、NFT(Non-Fungible Token※1)取引量世界トップを記録したブロックチェーンゲーム「My Crypto Heroes」を提供するdouble jump.tokyo株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:上野広伸)と協業し、世界で初めて(※2)、VRゲーム上のデジタルデータをNFT化する実証実験を開始します。

※1 NFT(Non-Fungible Token):代替が不可能なトークンのこと。Ethereum(イーサリアム)ブロックチェーンにおける、スマートコントラクトの規格ERC721を採用
※2 2019年8月時点 当社調べ

今回の実証実験では、よむネコ社が企画・開発した4人マルチプレイの剣戟をテーマにしたVRオンラインアクションゲーム「ソード・オブ・ガルガンチュア」にて、double jump.tokyo社が提供するブロックチェーンゲーム開発支援プログラム『MCH+』のNFT発行・管理機能を活用し、VRにおけるブロックチェーン技術活用における業界基準を確立すべく多角的な実証実験を行ってまいります。

まず実証実験の第一段階として、『ソード・オブ・ガルガンチュア』内のアイテムを獲得できるクエストイベントを実施し、その際に獲得することができるデジタルデータをNFTとして発行します。
NFTの所有者は、VRゲームの外で、これらを自由に取引することが可能になります。

今までの、単純なコンシューマゲーム同様にゲーム内の閉じた世界から、ブロックチェーンとNFTによる開かれた世界(=新たなエコシステム)へとシフトさせ、これまでにないVRゲームを生み出していきたいと考えています。

VRとブロックチェーンを組み合わせるとどのような価値をもたらすことができるのか。
ブロックチェーン技術を使用することで、デジタルデータをコピーできなくなります。これにより、デジタルデータに資産価値を持たせることができるようになります。
NFTには、従来のサーバー上のデジタルアイテムとは異なり、ブロックチェーンにより資産性が保証され、1つのゲームアプリの世界を飛び出して、 Walletなど異なるアプリ上での表示・アセット取引所等での売買・ユーザー間での譲渡が、自由に行えます。これが、”NFTエコシステム”であり、NFTゲームに今までにないUXを生み出しています。両社の協業によりVRゲームのエコシステムを発展させていくことができます。
 今後は、ユーザーの声に耳を傾けながら新しい遊びを実験的に提供していきたいと思います。 

  • よむネコCEO國光氏コメント

VRとブロックチェーンはこれまでのゲーム業界を大きく変えるものです。
リアルな世界に息苦しさを感じている人たち全員がVRの世界でみんなが外見やアバターを好きなように選び、生きる。
ブロックチェーンでデジタルデータに資産性を持たせることで、必ずしもリアルの世界でビジネスを頑張る必要はなくなる。
この2つの技術を掛けあわせれば、みんながVR世界で住むという世界を創ることができると思います。その第一歩として本研究には大きな意義があると思っております。

  • よむネコCSO新氏コメント

何万人もの人が参加できるVRでのRPGの実現を掲げているよむネコにとって、ブロックチェーンを通じて、ゲームエコシステムを発展させる技術を実現することは「必然」だと考えています。
「ソード・オブ・ガルガンチュア」の世界では、VR空間で実際に持つことができる希少な剣を入手することが、ゲームの重要な要素となっています。まず、第一歩として、ユーザーの皆様に「MCH+」を活用して、そこに新しい遊びや価値を実験的に提供することを構想しています。未来を現実に具現化するために、一歩一歩注意深く開発を進めていきます。 

  • double jump.tokyo上野氏コメント

VR × ブロックチェーンの取り組みは、いくつか発表しているところはありますが、実際に発売されているVRゲームでNFT化を実施するというのは、とても大きな一歩だと考えています。
VRゲームサイドでは、ブロックチェーン化をカバーしたいものの、ブロックチェーン技術やエコシステム構築ノウハウのような専門領域の人材育成や投資は困難です。
「MCH+」による今回のような取り組みによって、今後多くのVRコンテンツにブロックチェーン技術の適用をサポートし、映画「レディ・プレイヤー1」のような世界の実現に寄与できると幸いです。

サービス情報
ソード・オブ・ガルガンチュアとは?

「ソード・オブ・ガルガンチュア」は、VRだからこそ体感できるリアリティのあるソードバトルと、実現された巨大空間で、巨人ガルガンチュアやその軍団と戦いを繰り広げる剣での戦いをテーマにしたVRオンラインアクションゲームです。現在最大4人で遊ぶことができ、仲間と協力して巨大な敵を討伐します。武器や防具の種類が多様なのはもちろんのこと、ステージも初心者から上級者まで50ステージ以上を用意しています。
※プレイヤーが操作するキャラクターは、ゲーム中でユニークな剣を装備することができます。画像は、ゲーム内イベントで獲得できた「ゴールデンソード」です。(注:この剣をNFT化するわけではありません)

「ソード・オブ・ガルガンチュア」公式サイト:https://www.gargantuavr.com/

MCH+とは?
DailyActiveUser・NFT取引量・NFT取引数で世界1位を記録したブロックチェーンゲーム「My Crypto Heroes」で開発した技術やノウハウを活かした開発支援プログラムです。「MCH+」のフレームワークを利用することにより、ブロックチェーンゲームの開発ノウハウがなくても、短期間で本格的なブロックチェーンゲームを開発することができるようになります。

サービス公式サイト:https://www.mch.plus/

プログラム詳細:https://medium.com/mchplus/announcement-mch-c6cf58ccbe34

​【株式会社よむネコ 会社概要】
株式会社よむネコは、東京に拠点をおくVRゲームの開発会社です。株式会社gumiの國光宏尚氏が代表取締役社長を務め、VR業界に精通した新清士氏とともに、「最高に居心地がいいと感じられる空間の中で、複数ユーザーのインタラクション環境を作り出し、社会の発展に貢献すること」をビジョンに掲げ、 VRゲームの企画・開発・運営を行っています。

所在地:東京都新宿区西新宿4-34-7
代表者:國光宏尚
設 立:2013年4月
事業内容:VRゲームの企画・開発・運営
企業URL:https://www.yomune.co

​【double jump.tokyo株式会社 会社概要】                              
ブロックチェーンゲーム専業開発会社として、数多くのゲーム(モバイルソーシャルゲーム、PCオンラインゲーム、家庭用ゲーム等)およびプラットフォームの開発・運営、ブロックチェーン技術および暗号資産を含むファイナンスにおけるノウハウを有するメンバーにより、2018年4月3日に設立。

2018年11月30日に正式サービスを開始した「My Crypto Heroes」は、常にDAppsランキングのトップを維持している世界No.1ブロックチェーンゲーム。その技術やノウハウを活かし、ブロックチェーンゲーム開発支援プログラム「MCH+」を展開しています。

所在地:東京都新宿区西新宿4-34-7
代表者:上野広伸
設 立:2018年4月
事業内容:ブロックチェーン技術を用いたゲームおよびアセットの開発・運営・販売
ホームページ:https://www.doublejump.tokyo/

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