20160730【Workshop Reports】つむぎの館さんにて結城紬の高機織り体験と見学をして参りました!

皆様こんにちは!(*^-^*)

関東は遅い梅雨明け宣言して7月も終わり、とうとう8月に入りました!

本格的な真夏の到来です!

皆様夏バテせずに最高の夏をお過ごしください!

さてそんな快晴の土曜日、伝統工芸体験レポート第2弾は茨城県結城市の

ユネスコ無形文化遺産にも登録されております、結城紬の織体験と見学に行って参りました!(*^-^*)

ここで、先にきちんとお伝えさせていただきます!

登録された結城紬の所以は、紬そのものではなく、紬を作る全手作業の工程技術そのものが文化遺産なのだそうです!

  • ①糸つむぎ…糸車(動力)も使わず、ひたすら指先で糸をくるくると糸を縒(よ)っていきます
  • ②絣くくり…出来た糸に設計模様に合わせて先に模様を染めていきます
  • ③地機織り…染め終わった糸を模様をずれないように織っていきます

体験させていただきますのは、奥順(株)「つむぎの館」さんでございます!

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お着物好きな方なら、ほとんどの方が知られている唯一の結城紬の残る風情ある城下町でございます☆彡

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まず、午後に織物体験、その前にお昼の予約をしていましたので、お昼を頂くために、中庭を通り裏手にある「Gallery&cafe 壱の蔵」へ案内していただきました☆彡

 

街並みも外観も昔の趣を残し、とても風情たっぷりの建物です。

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そして、予約しておりましたお弁当に舌鼓♪ カウンターにはこちらの前オーナーさんが集めていたという益子焼と備前焼が美しく並べられています。

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こちらのお母さまがとてもお優しくて、気遣いも至れり尽くせりで居心地が良すぎたので、体験終わった後も三つ豆を頂きにお伺いすることになりました(笑)(*^-^*)

さて、居心地よくてもっと居たい所ですが、いよいよ織体験の為つむぎ館へ戻ります☆彡

上が体験兼作業場の、「織場館」です☆彡 中には主に高機と言われる織機が沢山ありました!

体験をとても優しく楽しく案内してくださったのは、「自称スーパーサブ!(笑)」と言われておりましたスタッフの岡安さんです!

奥には新しく始まった藍染体験の日傘が干されています☆彡

そしてその前に春ごろから7月まで毎年行われている、浴衣染めの見本が飾られておりました!

デザインは毎年変わるそうで、くしゅくしゅと長い筒に入れそこにローラーで染めたいところに色を付け、布を広げたらこのようなくしゅくしゅとした独特の模様の出来上がり♪

一緒に行きました親友はたいそうお気に入りの様子でした!(*^-^*)

そして、織る前に目の前にあった糸つむぎの道具を見てついつい質問してしまいました(笑)

織体験に関係ないのですが「こうやって、糸をつむいでいくんです~」一つ一つ丁寧に説明をしてくださいました!

まず他の製糸工場では繭から直接糸を動力で作っていくそうですが、こちらの特徴は「真綿かけ」と言って

繭をお湯に入れ数個の繭が広がって、くっつき大きくなったものを広げて、そこから糸を縒り始めるのだそうです。

ここで結城紬の手順の詳細です☆彡

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①糸つむぎ:【ユネスコ無形文化遺産に登録された作業①巡目】

…糸車(動力)さえも使わず、ひたすら指先で糸をくるくると糸を縒(よ)っていきます。糸を均一により続けるにはかなりの職人技が必要になります。

②絣くくり:【ユネスコ無形文化遺産に登録された作業②巡目】

…出来た糸に設計模様に合わせて先に模様を染めていきます。一色目全体を染め、色を残したいところに一色目と同じ色の糸を結びます。それを脱色します。

二色目を染色します。同じように色を残したいところに二色目と同じ色の糸を結びます。脱色をします。これを図案に沿って繰り返します。

③地機織り:【ユネスコ無形文化遺産に登録された作業③巡目】

…染め終わった糸を模様をずれないように地機織にて織っていきます、ずれないように織っていくという事も大変なのですが、

地機織は織機の細かい操作も体、足、手の全身を使って調整しながら織っていく技法なので、かなりの職人技が必要です。

 

【下左と↑左写真/ふわふわの真綿糸】 【↑右写真/生糸・独特の光沢があります】

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さて、いよいよ織体験です!(*^-^*) 【↑右写真/地機織】体験は地機ではなく↓高機でおこないます☆彡

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  1. まず座りまして、足元に縦糸を上下に操作する棒が4本あり、今回は真ん中の日本を使うので、そこに片足ずつ置きます【↑写真左】。足で押すと【↑写真左から2番目】のように中央の櫛の着いた板がそれぞれ上下し、縦糸が交互に上下に開きます。
  2. その上下に開いた縦糸の隙間に糸が出ているほうから出ていない方へ横糸を糸通し(下に車輪がついており動きやすくなっています)で通します【↑写真右から2番目】。
  3. 通した横糸の出ている部分を含め長さを調整し、目の前の櫛の着いた大きく横に渡った織機を手前にそのまま一回トンと横糸を抑え、足で下糸を逆に開き、さらに2回トントンと横糸を手前に抑え折り込みます【写真右】

コースターを2枚織らせていただきました!

  • 1枚目は地色が白に横糸を濃い目の紫色
  • 2枚目は地色がベージュに横糸を明るいオレンジの入った緑色

を、選びました!(微妙な色選択かしら!?(笑))

※コースター1枚体験料/1000円…織物・染物体験詳細はこちら!

つむぎの館「染物・織物体験メニュー」

 

↑【左から1番目・2番目/地色が白に横糸を濃い目の紫色】 【3番目・右写真/地色がベージュに横糸を明るいオレンジの入った緑色】

そしてこちらが完成品です!ヾ(≧▽≦)ノ

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私たちが体験をしている間にアジア系の留学生の方々が見学に来て伝統工芸士の方から結城紬の特長と地機織機の説明を受けておりました!(*^-^*)

そして、体験を終え次は「古民家 陳列館」にて結城紬の反物を案内していただきました!

こちらをもう時間も惜しむことなく、丁寧に優しく元気に案内・説明してくださったのはスタッフの岩出さんでした!

こちらは常時200点以上の結城紬を展示しており、建物自体も築150年の古民家を10年前にこちらに移築してきたそうです!

「なので、現在は築160年ですね!(*^-^*)」と突っ込まれておりました(笑)

結城紬の価値はその手間に比例しており、展示順もそのようになっていました☆彡

入ってから、すぐは

●糸つむぎの作業を糸車(動力)を使って、無地の物~奥に行くにつれて模様が凝っているもの。

この糸車を使って糸を作る作業は石下市(結城市の近くの市)の方でも出来るとの事で作られているそうです。

↓模様が凝るという意味は反物の横に亀甲模様がいくつ並ぶかで規定が定められているそうです。

因みにですが、200亀甲絣に出会ったことがあるかと聞いたらその方も無いと言っていました。

仮に亀甲地模様のものを作った場合に仕上がりにどのくらいかかるかお聞きしたら、2年でも作れないかも…とお答えに困っておりました!

そして、その先には

●糸つむぎも手作業によるもの、無地の物~奥に行くにつれて模様が凝っているもの。

手作業の糸つむぎは結城にしか職人さんが残っていないそうで、絣くくり、機織りすべて結城の限られた職人さんによる代物になるので、

価値も動力を使っているもの以上の価値との事(*^-^*)

本場結城紬として生産された反物は全て同様に検査され、長さ、打ち込み数、色斑の有無や堅牢度など15項目の規定を満たしたものにのみ

合格証紙が貼付され割印が押されるそうです☆彡

糸を縒ることも、図案を表現するために糸に先染めすることも、ずれないように機織りすることも想像しただけで気が遠くなる作業です。

ですが、その作業故に他のお着物と比べて軽くて暖かく、着れば着るほど体に馴染むという着心地の良さがあるのだそうです!

その軽さとのりが取れてきた時の布の柔らかさは、それは実際触ってみたら、本当に瞭然です!

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そうこうと沢山の反物を見せていただき、沢山のお話を聞かせていただき、本当に丁寧で楽しくて話も尽きず(笑)

とてもとても有意義な時間を過ごさせていただきました!(●´ω`●)

こちら反物など、写真を控えさせていただいたので、詳細等は是非こちらまで足を運んで結城紬の数々を見ていただけたら☆彡と思います!(*^-^*)

 

★彡本場結城紬・結城紬ミュージアム「つむぎの館」 詳細は下記ホームページまで!

http://www.yukitumugi.co.jp/

 

そして、この日の旅はまだ続き…あんみつを食べに再度「壱の蔵」へ!

そうしましたら、お母さんが2階の眺めとお座敷をわざわざ案内してくださいました!(≧▽≦)

夏の夕暮れの日本家屋の眺め…とても落ち着くものです☆彡

 

そして先ほど見ました、備前焼で三つ豆を(上に乗っているのは結城名物「ゆで饅頭」です)、

深い藍の益子焼で深い引き立ての壱の蔵オリジナルブレンドを味わいました☆彡

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そしてそして、夕飯のお薦めを何気なく聞いたところ、「カフェ・ラ・ファミーユ」というカフェを薦めていただいたのですが、

な、なんと!

「私ももうここの仕事も終わるから、場所が分かりづらいから、お店まで案内してあげるわよ!」

と言ってくださるではないですか!

何て本当にここの方々はお優しいのでしょう!!!(*´ω`*)

そして、こちらがお薦めいただいた「カフェ・ラ・ファミーユ」さん♪

実際、県外からのナンバーの車も見られ、外装も内装もフランスの田舎町の凄いオシャレなカフェという感じです♪

お味も食事から飲み物まで全て親友と一口一口「美味しい~!」と感嘆が止まらいくらい(笑)美味しかったです☆彡

 

そして、店員さんも素敵な雰囲気を醸し出しておられたのですが、途中でお誕生日の方がいたらしくサプライズケーキ入場!

そして、ここでびっくり!ただ歌を歌うのでは無く、店員さんたちがアコーディオンの方、バイオリン引き二人など楽器を演奏されて、小さな楽団に早変わり!

こんな高度なサプライズ演出は初めて見ました!!こんなに素敵なお店が結城にあるなんて!ヾ(≧▽≦)ノ

様々な果物のフレッシュジュースやエスプレッソなどのカフェやハーブティーなど、アルコールも欧州のウィスキーの種類も豊富で車でなければ頂きたかったです!

☆彡「カフェ・ラ・ファミーユ」さんの詳細情報は下記↓

http://tabelog.com/ibaraki/A0806/A080602/8000203/

 

こんな素敵なお時間を過ごせることが出来まして、皆様お優しくて至れり尽くせりでもう本当に心から感謝でございます!

今回もこの場をお借りいたしまして、本当にお世話いただきました皆様に心より感謝・御礼申し上げます!(*´ω`*)

 

追伸:つむぎの館の近くにある「蔵美美術館」には今流行っているオンラインゲーム「刀剣乱舞」に出てくる「御手杵の槍」が展示されているそうです☆彡

都会の喧騒を忘れてこの素敵な城下町・結城を散策しにいらしてみてはいかがでしょうか??

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