超笑点レポート!【ニコニコ超会議2018 Report】20180505

超笑点レポート!【ニコニコ超会議2018 Report】

50年以上も続いている日曜夕方といえば「笑点」です。
1日目は公開収録が行われましたが、筆者は2日目の11時15分からの回を見てきました。
2日目は笑点メンバーから林家木久扇師匠、林家三平師匠、山田隆夫さんが中心となって、超会議の各ブースに出演している方をゲストにお呼びし、大喜利が行われました。

まず、鈴々舎馬るこ師匠による落語、「権助魚」を披露。

*あらずじ*
旦那の浮気を疑った女房、見張り役に使用人の権助をつける。ところが、この権助はまことに気が利かない男で、たちまち旦那にバレた上、逆に買収され、こまごまと作り話を教え込まれて・・・結局は浮気の片棒を担がされてしまうお話です。

通常、超会議の様な賑やかな場所では「まくら」といって、落語の本題に入る前にお話しをすることが多いそうです。難しい言葉が出てくる演目の説明をしたり、中には自己紹介をする時もあり、観衆が本題の演目に入りやすくするための工夫の一つです。

しかし、馬るこ師匠は「まくら」ではなく、落語の本題で勝負。周りのブースの音など関係なく、言葉の強弱と仕草、男役・女役をしっかりと演じきることによって、観客を惹きつけました。
素人の落語は正直短い話でも眠くなったりするのですが、さすがプロです!どんな場所でもきっちり落語を披露し、笑いを取るところは見事としか言いようがありません。

ちなみにですが、笑点で座布団を運んでいる山田くんは、高座名・鈴々舎鈴丸と云って、馬るこ師匠の兄弟子にあたるそうです。

【笑点の舞台でいろいろやってみた】

ここでは無理難題というか(笑)、舞台で落語や大喜利ではなく、いろんなことに挑戦してみました。
三平師匠がけん玉をやるも出来ず、馬るこ師匠がやるとなぜか玉が毎回三平師匠のところに飛んでいったり(苦笑)

ここで、ラスボス・小林幸子さんが登場!

小林幸子さんを加えて行ったのが、三平師匠を褒めようという話題になったのですが、会場もニコニコ動画視聴者も誰も反応しないというまさかの展開に・・・。なんでもいいので褒めてくださいと三平師匠が懇願するものの、普通のことしか出てこない顛末。
そんなことないですよ!三平師匠!いいところ、沢山ありますから!

そして、最後は大喜利です。ここで、ひふみんこと加藤一二三さんが登場!
一気に会場のボルテージがあがりました。木久扇師匠、小林幸子さん、ひふみん、山田君が大喜利をやるなんて、超会議ならではのメンバーですね。

・最初のお題はフリップを使っての「あいうえお作文」。

ニコニコ超会議にちなんで、「ニ」と「コ」から始まる文章を考えてもらいます。
例えば、小林幸子さんは「ニコニコユーザーは、小林幸子の宝物です。」
山田君は「日本一、心を込めて座布団を運んでいます。」など、自己紹介のような答えが多かったです。ひふみんは、勿論将棋と絡めた自己紹介文を「語って」いました。

・2つ目のお題はゴムホースを使ったお題。

司会の三平師匠が、「ゴムホース、ゴムホースってなんだろな?」と言ったら、別の物に例えて答えるというもの。

これ、結構難しいお題だなと思いました。

とにかく、木久扇師匠とひふみんのボケ合戦といいましょうか(笑)、お客さんは皆ゲラゲラ笑っていました。
また、木久扇師匠が指名されたのにもかかわらず、ひふみんは自分が指名されたと思って、2人同時に答えてしまうという珍場面も。
「意外とみんな言うこと聞かないんでびっくりしました。」と、感想を求められた司会の三平師匠も、もはや困り果てていましたね。
何はともあれ、ゲストの小林幸子さんもひふみんも楽しんだご様子でした。

こうやってみると大喜利って難しいなと思います。普段テレビで見ている笑点メンバーの頭の良さや咄嗟の落ちまで考えられるところに脱帽です。

超会議では、普段ありえない有名人とのコラボが新鮮でした。ですが、改めて日曜夕方の笑点を見てみたい気持ちにもさせられました。公開収録の放送日が楽しみです。

文/濱田圭子

©濱田圭子:PROFILE
1978年2月23日 青森県青森市出身。大学卒業後、オーストラリアに1年半滞在。
帰国後、旅行会社に勤務。2005年よりフリーライターとなる。
Website ➡  http://www.f-house-style.com

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