20190204【Japan Cultures/Event Reports】『志月かなでの新春古民家怪談(Guest:大島てる)』Report!

2019年1月19日㈯、古民家カフェ蓮月/会場・主催による、怪談師として活躍する志月かなでさんのイベント「志月かなでの新春古民家怪談」が開催されました!

昨年2018年8月・9月に行われた同イベントの際、大変好評で「是非寒い時期にもイベントを開催して欲しい」とお客様から沢山のリクエストがあり、それにお答えする形で今回の新春古民家怪談開催に繋がったとの事です。

実際8月の怪談会に参加をした感想として、大変怖いよりも面白かったですし、皆様のリクエストがあっただけに、今回の参加者の人数は今迄で最高だったそうです。

それでは早速、怪談の世界へ迷い込んでみましょう…。

【志月かなでの新春古民家怪談】

一歩会場へ入ればお経が流れ、来られるお客様を怪談の世界へ誘っておりました…

普通のイベントとは異なり、粛々と集まって来られるお客様の方々。

開演時間となり、同じように音も無く静かに部屋へ入って来られた大島てるさん。

席へ着席されると、ゆっくりとお話を始められたのです。

■話し手1人目:大島てる■

大島さん「本日ゲストに呼んで頂きました、大島てると申します。今回は場所がここ大田区池上という事で、大田区の話が何か無いかと言われたのですが、
ここは治安のいいエリアという事で、特に何もありませんでした。ですので、別の地域の話をしたいと思います。」

お住まいの方にとっては、ほっとしてしまうお言葉ですね。

●大島さん「都内は某区にある3階建ての一軒家のビルで起きた出来事です。」

と、都内のある物件のお話を始められました。

淡々とですが落ち着きゆっくりとその物件の経緯を語る大島さん。

大島さん「このサイトを運営始めてから14年になるのですが、その14年で一番と言ってもいい程、この物件は気持ち悪い物件となってしまいました。」

と、このお話は御自身が知る限り、ワーストだと思っておられる物件の内容を語られました。

そして次に、この物件と並んで大島さんがワーストと思われている、福岡県某所のマンションでの出来事を話されました。そうして2件のお話をされた上で、こう語られます。

大島さん「この2つの物件の共通点は、周辺に一切事故物件が無いという事です。(中略)
今迄ですと、ここで話が終わっていたのですが、昨年この福岡県某所の物件の目と鼻の先のマンションで、とある事件が起きてしまいまして、今後このエリアは事故が増えていく可能性があります。
そうしますと、”周りに事故物件が無くて不気味”とお話させて頂いていた内容も根底から変わってきますので、この地域の今後が気になる所です。」

●大島さん「最後にサイトの運営絡みの話をしてみたいと思います。私は買ったり売ったり住んだりする人の為に、お役に立てるような情報を提供していきたいという事で、こう言った情報を発信しているのですけれども…。」

と、とある物件へ来た削除依頼に関する出来事を話されました。

今回は他の「某区の御屋敷の火事のお話」のエピソードや物件の詳細を全て省かせて記載させて頂いておりますが、お話を聞いていると果たしてこの世に”負の連鎖”、はたまた”定め”とはあるのでしょうか、と会場のお客様も神妙な気持ちになったであろうお話の数々でした。




■話し手2人目:志月かなで■

次に語り手として静かに入って来られた、いつものトレードマークの衣装に身を包んだ志月かなでさん。

かなでさん「私は現在、春先頃発売予定の本の為に、群馬の怪談話を集めて執筆をしていまして、沢山色んなお話をお伺いしている中から2つ程、お話しようと思っています。」

と、今取材されている新しいお話の中からのエピソードを語られました。

●第1話●

かなでさん「とある方のお話なのですが、皆さん普通苗字って、父方の性を名乗るのが一般的ですよね。事情によって母方、祖父母の苗字を名乗られる方もおられると思うのですが、この方、家族親戚誰とも全く関係無い苗字なのだそうです。詳しく伺うと、

 “仲良くなったおじいちゃんの苗字を名乗らせてもらってるんだ。”

と、仰るんです…。」

と、第1話目の話をされていきます。さて、果たしてこの方は何故家族親戚とは全く違った苗字を名乗られているのでしょうか…。

そのかなでさんの話し振りは、お客様に友達として話しかけられているかの様に、親近感があり聞きやすく、そして時にその口調と手振りはびっくりする程に激しくなり、その語りの臨場感に引き込まれます。

この最初のお話もそうして皆様、内容に引き込まれてしまっていました。

●第2話●

かなでさん「今度は証言者のBさんのお母さんとおばあちゃんが群馬の某所で経験したお話です。

Bさんのおばあちゃん(女将さん)は居酒屋を開いていて、いつも混雑していたそうです。お手伝いに近所の娘さんが1人来てくれるかどうかだったので、Bさんのお母さんも良くお手伝いされていたそうです。

ある日、団体のお客様が帰られてお店も落ち着いてきた時に、カウンターに知り合いの青年がうなだれて座っていたのだそうです。」

と、次のお話をかなでさんは女将さん・青年と演技をし、昔話の様に皆様へ語っていきます。

このお話が一通り語られると、

かなでさん「証言者のBさんが、お化けを怖がっていると

お化けは噛みつかない。人間のほうがよっぽど怖いんだ。”

と、おばあちゃんがよく諭してくれたと言います。」

と、お話に沿った格言の様なエピソードも話されました。一体この第2話目の最大の焦点であるその不思議な内容とは、果たしてどんなお話なのでしょうか…!

これらの2話の群馬の怪談は、かなでさんの執筆された春先頃に発売予定の本へ掲載されるとの事ですので、是非、詳細と結末はこちらの本にてご確認くださいませ!

因みにですが、かなでさんは第2話目のエピソードが大変気になっているそうで、話の裏付けを一生懸命調べているそうです。何か解れば皆様へご報告されるそうなので、気になる方は今後も要チェックですね!



■大島てる・志月かなでの新春対談■

●かなでさん「いつも古民家怪談では、ゲストの方から話して頂くので、紹介も何もできない状態で始まるので申し訳ないです。
今回大島さんには怪談を話して頂いたのですが、珍しいですよね?」

大島さん「いや、そんなことは無いですけど。全く怖くないですよね(笑)。」

かなでさん「いえいえ、そんな事無いです!」

こうして、和やかに始まった新春対談。かなでさん曰く、他の現場ではすれ違われた事はあっても、今回しっかりとお会いするのは初めてとの事でしたが、御二人とも屈託なくリラックスされたご様子でお話をされておりました。

●かなでさん「大島てるさんと云う名前は、実は初めは違う名前で活動されていて、だんだん大島てるの大島てるです。”と言っていたのを、今では”大島てるです。”と名乗られる様になったんですよね。元々はおばあさまのお名前なんですね。」

大島さん「はい。」

かなでさん「曰く”マツモ○キヨシ”と同じとの事で、海外で言うと”LOUIS ○UITTON”の様に昔は創業者の名前がそのまま付く事が多かったので、”大島てる”さんも”LOUIS ○UITTON”と同じと云う事ですね!(笑)

なるほど、と思いつつ何ともユーモアのあるエピソードです(笑)。

●かなでさん「因みにMAPが火で表示されている理由は皆さんご存知でしょうか?」

大島さん「理由と云う程の事でもないですが、1件目の事故物件が火事だったからです。

後でこの現場にもう一度行きました所、どうやらその火事をきっかけにして、その一帯が再開発された様でマンションが建っており、火事のあった場所は駐車場になっていました。

事故をきっかけにして大規模な再開発が行われる事は実は多いんですね。」

と、大島さんにとっての第1号物件のとても珍しい事件のお話、この内容を取り扱っているからこそご存知である知識が語られていました。

火災も当然起きないに越したことは無く、余談ではありますが、都道府県から地震等災害時(火災も含む)の被害予想図・ハザードマップも公表されていますので、安全な場所を検討するには、こう云ったデータも参考になるかと思います。

大島さん「お話したいなと思いました都内某所の物件がありまして、実はその物件の隣でも、私もごっちゃになるくらい被害者・犯人・事件内容が似たような事件が起こりました。全然関係のない事件のはずなのに、隣り合った物件2件で起こったと云うのがとても不思議なんですね。

ですが私が思うに、人の心を動かすためには、2人や2つじゃ足りないと思っていまして、3つ重なって初めて気持ち悪がられると思っているんです。」

かなでさん「向かい合った物件で似たような事件がもう1件起きれば、ということですか?!」

大島さん「はい。」

かなでさん「2件でも相当ですよね?!大分麻痺してますよね?!(笑)

かなでさんの納得のいく突っ込みに会場一同爆笑してしまいます。

大島さん「3つ事件があった物件もあります。さすがに3回起こると気持ち悪いなと思ってしまいます。私の個人的な意見ですけれども、近くの物件の同じ号室で、また事件が起きるんじゃないか?とつい考えてしまいます。」

かなでさん「何だかそこまで来ると怪奇小説みたいですよね。(笑)

対談では、この他にも大島さんの『某空港の鳥居の話』、かなでさんの『かなでさんの部屋の見えない住人達のお話』などなど、他では聞けないお話をされており、時として会場も爆笑する様な内容もあり、来られた方は”怖くも面白い”充実した時間となったのでは無いでしょうか。




今回のゲストはこの業界では有名な、事故物件サイトを運営されている大島てるさん。

やはりお話全てが、この内容を専門に調べていなければ分からないお話ばかりでしたので、とても聞きごたえがありました。とてもお話は尽きないと思いますので、是非ご興味ある方はイベントで生のお話を聞いて見てください。

■大島てる 公式HP ➡ http://www.oshimaland.co.jp/

志月かなでさんは大変正統派な女性怪談師さんなのでは無いでしょうか。

怪談師としてしっかりとした意志を持っておられ、ゲストの方とお話をするのがとても上手ですので、この怪談会はかなでさんとゲストさんの対談、更にかなでさんによりゲストさんの新たに引き出された魅力的な一面を見ることが出来るのが、大きな特徴なのでは無いでしょうか。

イベント終了後の交流会も楽しみの一つです。

飲み物を頂きながら、かなでさんやゲストの方々と直接お話が出来るのも嬉しいですし、同じファン同士で交流し新たな仲間が増えるのも、とても嬉しい機会です。この日も皆様大島さんとかなでさんを囲んで楽しくお話され、遠くは島根から来られたかなでさんのファンの方も参加されていました。

企画をされている古民家カフェ蓮月のスタッフ・内田さんは、怪談が苦手だったそうですが、この企画をされているうちに面白くなり、今では怪談が好きになって来たそうです。

先にも書きました通り、今回は詳細を省いて書かせて頂いております。

ですが記事を読んで興味を持ってくださった方は是非、古民家カフェ蓮月さんのサイト、又は志月かなでさんのサイトにて、次回のイベント開催をチェックして参加して頂き、怪談と云う世界を覗いて見てはいかがでしょうか?!

■古民家カフェ蓮月

公式HP ➡ http://rengetsu.net/

公式Twitter ➡ https://twitter.com/ikegamirengetsu

公式Instagram ➡ https://www.instagram.com/ikegamirengetsu/

■志月かなで

公式HP ➡ http://shizukikanade.com/

公式Twitter ➡ https://twitter.com/kwaidangirl




文・写真/二月一日  写真/先濱 努・公式写真

カメラマン先濱 努
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