20190518【Japan Cultures】サムライアーティスト・かむゐ×会津よさこいチーム・郷人「サムライステージイベント」in 2019会津サムライまつりReport!

【春の会津若松/鶴ヶ城・鶴ヶ城公園】

「平成」が幕を閉じ、新時代「令和」へ引き継がれる神事を祝う為、今年のGWは大型10連休となりました。「SAMURAI CITY 会津若松」では桜の開花時期からGWにかけて「鶴ヶ城さくらまつり」を、大型10連休特別企画として、「会津サムライまつり」を4/28㈰~5/5㈰まで開催致しました。

その中スペシャル企画である、サムライアーティスト・かむゐ×会津よさこいチーム・郷人による「サムライステージイベント」ステージが5/3㈮~5㈰にかけて開催され、そのうちの5/4㈯14:00~のステージをリポート致します。

当日は雲一つ無い五月晴れになり、会津若松の名城・鶴ヶ城も美しくそびえます。GW中とあって地元の方、観光の方、家族連れの方、友達連れの方、沢山の人々で賑わう鶴ヶ城公園。鶴ヶ城の目前本丸近くでは、「蒲生氏郷公が開きし450年前の自由市」と称して、一般的な祭りの屋台では無く、日本櫓風に模した出店も並んでおり、昔風情を味わえる様になっていました。
その様に賑わう、中央に広く開けた広場に設けられた鶴ヶ城本丸の特設ステージにて、サムライアーティスト・かむゐ×会津よさこいチーム・郷人による「サムライステージイベント」が開催されたのでした。

【サムライアーティスト・かむゐ×会津よさこいチーム・郷人の融合演舞】

開演に先立ちまして、殿様の衣装に扮した会津よさこいチーム・郷人代表・渡部氏、そしてサムライアーティスト・かむゐ代表・島口氏より、挨拶がされました。まず渡部氏がステージへの想いを語られる中、かむゐとの出会いの話に触れられ、「遊びでやってるんじゃない。」と伝え、そんな両者が出会い生み出した演舞を見て、見た人にその想いが伝わればと語られました。
そして、島口氏は「この様なステージが開催できることがとても光栄です。」と語られ、更にこの公演には松平家14代当主松平保久氏とご子息松平親保氏が来られている事をご報告され、更に恐縮・光栄であるとして今日の公演に魂を込めて臨まれたご様子でした。

併せまして、郷人代表・渡部氏とかむゐ代表・島口氏の貴重なインタビューをお届け致します。その想いを踏まえまして、演者全員が一体となった各演舞の熱やエネルギーを、 是非皆様に感じ取って頂けましたら何よりです。この度は皆様貴重なお時間を頂きまして、誠にありがとうございました。

【会津よさこいチーム・郷人代表・渡部一氏インタビュー】

Q、サムライアーティスト・かむゐさんとのコラボはいかがでしたでしょうか?
「今回”武士道”で繋がりがある「かむゐ」さんとコラボすると云う事で気合が入っていました。よさこいとは違う、よその団体とコラボする事はなかなか出来ない新たな試みだったので不安はあったのですが、まずまず良く出来たのではないでしょうか。」

Q、会津よさこいチーム・郷人とは?
「我々「郷人」はよさこいを通じて地域づくりを目指しています。地域づくりとは人づくりからやらないと、地域づくりに繋がらないという事で「郷人」が学校教育とは違った教育の場となればと思い、子供たちと一緒に活動をしています。子供たちに言っているのは、人から何かをいただくのは有り難くて豊かな気持ちになれるけれど、その逆で、人に何かを与えられる人間になって初めて”俺出来んじゃん”って自分を認められると思うんですね。
そうやって子供たちに教えてあげる事で、踊りにも気合が入るし、またうちや学校での勉強もメリハリのある生活に繋がると思っています。」

Q、会津のよさこいチームならではの特徴は?
「刀を持たなくても刀を振り下ろす振りだったりとか、武士道魂らしい”きりっ”としたところ、逆に朗らかに踊る”会津磐梯山”を入れるのがうちの特徴です。」

Q,最初の演目と後の演目のタイトルを教えてください。
「 最初の演目は、2013年の「八重の桜」をモチーフに作った、女性でも強い意志を持って進む事を表現した”誇り”。鉄砲など全てmade in 「郷人」手作りで、買ったものは一つも無いです。
後の演目は、”会津魂〜義(こころ)〜”で、家老たちがこれから会津を立て直していくという流れを表現しています。他の地域の人達にはこのうちの踊りは真似は出来ないだろうと思います。会津魂が無くてはその想いは出せないので、子供たちも歴史を勉強するようになりました。
毎年1月に飯盛山、白虎隊士のお墓にも参拝に行っています。先人たちの想いを我々が受け継いでいかなくてはならないと思うんですね、それが出来なきゃ他のよさこいと同じになってしまいますし、やってる意味も無くなってしまいますよね。」

Q、最後の演目”会津魂〜義(こころ)〜”への想いは?
「〜義(こころ)〜、義にも色んな義があって、今その心を本当の意味で分かる事は難しいかもしれないですが、その想いを踊りで表現できれば、伝えられればと思っています。
子供たちにも何でも相手に伝わらなければ意味がないと言っています。自分だけが楽しいのでは無くて、お客様がいればお客様に我々の会津魂を、女性ならその優しさを伝える、それが大事な事だと言っています。」

Q、今後の活動はいかがでしょうか?
「今後、よさこいというよりも”會舞道”と云う地域を背負いながら、全国又は世界に発信していければと思っております。よさこいソーラン祭りではファイナルを目指して、6月に向けて頑張りたいと思います。
さらに今年は東京、金沢の方にも出場したいと思っています。地域の中だけだと、井の中の蛙になってしまうので、会津を知ってもらうという意味で、他県に行って会津のPR活動が出来れば、地域の為になるのかなと思っています。」(2019.5.4(土)鶴ヶ城公園にて)

【サムライアーティスト・かむゐ代表・島口哲朗氏インタビュー】

Q、会津よさこいチーム・郷人さんとのコラボはいかがでしたでしょうか?
「福島県と会津とご縁を頂いた2017年の「DIAMOND ROUTE JAPAN」の映像にて、間接的にはコラボしていたのですが、実際にお目にかかることは無く、僕らも会津とどんどんご縁が深まっていきました時に、東武トップツアーズの企画の方にご縁を繋いで頂きまして、正に意気投合したという感じです。
自分は会津の人間ではないのですが、深く関わって正直感じたのは、会津の方は強烈に個性を持たれているという事。福島の会津の人達はSAMURAI CITYの名の元に本当にその想いを体現されていて、会津よさこいチーム「郷人」の渡部代表も正にそうでした。火の玉の様であり、茶目っ気もあり、でも本気なんですね。それぞれが遊びでやってるわけでは無かったので、渡部代表と自分で出会い初めは威嚇みたいになりました(笑)。
決して我が我がでは無いのですが、同じ様に僕たちも自分・核があって想いや道を伝える為、主に海外で零から作っていって、今年「郷人」さんが19年、僕たちも21年やって来て、次に何か残して行こうとなった時に、その想いは別々に行動するのではなく一緒にやった方がいいんじゃない?と云う話になり、この機会に会わせて頂いて本当に良かったと思いました。」

Q、「サムライステージイベント」の意義とは?
東武トップツアーズの方に呼んで頂き、県も市もこれだけ協力して頂いて「会津サムライまつり」に出させて頂き、これを一回で終わるものでは無くここから始まりにする為、これからの子供たち次の世代に、想いを繋げて伝えて行こうと考えた時に、かむゐの活動で国内外に向けて未来への道を切り開いていく事を大事にしているメソッド「剱伎道-KENGIDO」という道を「郷人」さんと一緒にやれないか、と云う話になりました。
それで、その前にコラボしましょう!となり、今回の「サムライステージイベント」でテーマを”義”にして、全6ステージコラボする事になった訳です。これは「郷人」さんと「かむゐ」と魂を込めてやっていく事の正に始まりなんです。
厳密に言うと、”大儀”、”忠義”、”信義”、”道義”の各ステージがあります。今回のステージも”信義”ではありますが、少し演目をご縁のあった皆様へ向けて変えています。舞台も生き物ですので、その時のベスト・本物を演じており、もしかしたら、かむゐのメンバーも分からない様な、演舞の前や後を変えて演技したりしています。
各テーマを表すにも僕たちは演舞をして背中で見せるしかない。今回の”信義”なら、僕の生きてきた年数分の想いを持った”信義”、死んでからも残るような本物の義の中の信を表せる様、マインドを以て演じておりますので、見て頂いた方にそれを感じて頂けてたら本望という感じです。」

Q、未来を担う子供たちと共に演舞する意義とは?
「明日は子供の日です。演目は”道義”ではありますが、大人の僕たちが”道義”はこうなんだよとかそれを決めるのではなく、僕たちが示すのは道しるべであって、子供たち自身がそれを活かしていく為、自ら切り開いていく手助けになればと思います。「郷人」さんも、子供たちが自分たちで考えて選び、間違いそうになった時は誘導してあげる、そう表現されてくると思いますので、僕たちも明日は明日で「郷人」さんと一緒にやるのが楽しみです。
今まで一緒にやって来た集大成がこれらのステージですので、僕たちと「郷人」さん達と一緒に演じたステージで熱が出て、皆さんにその熱が伝われば、それは凄いコミュケーションですし、それによって元気になったとか、頑張ろうとか、来てよかったとか少しでも波長が合って何かしらポジティブな思いが芽生えて貰えれば、それが僕たちが演じている意義なので、これからも頑張りたいと思います!(2019.5.4(土)鶴ヶ城公園にて)

【サムライステージ第一幕・かむゐ演舞】

公演の先陣を切ったのはサムライアーティスト・かむゐ。その演舞は正面を見据えて陣形を取り、正当な美しい殺陣をかむゐとして、島口氏ソロとしてそれぞれ披露されました。

【サムライステージ第二幕・郷人×かむゐ演舞】

舞台に勢ぞろいした、山本八重を彷彿とさせる女性鉄砲隊。「撃て!!」の観客をはっとさせる号令と共に銃声が発せられ、演舞が始まりました。そうして始まった演舞のその勢いにはつい引き込まれてしまいました。

【サムライステージ第三幕・かむゐ演舞】

演舞の魅力がお写真で少しでも伝わればと思います。今後是非生で演舞を見て感じて欲しいと思う次第です。

ここで2回目のMC。渡部氏が「島口さんがまだ息が上がっているので、少し休ませてあげましょう。」と、冗談交じりに話し始めます。それに笑って答える島口氏。主に会津魂を踊りに込められている事や今後の活動予定などを話され、まだまだ「郷人」そして「かむゐ」では、やる気があって参加してくれる子供たちが必要で、活動を今後も活発にされて行く意気込みを話されました。

【サムライステージ第四幕・郷人×かむゐ演舞】

最後も怒涛の如くの郷人×かむゐ全員での演舞で、見ている私たちは圧倒され、子供たち・若人の笑顔・そのエネルギーに引き込まれて行きました。その演舞は見事で見ていた客席の人達も必ず魅入ってしまったに違いありません。

【郷人×かむゐ・ここから始まる】

東日本大震災を機に観光者数が減ってしまった事で、福島県はこの会津若松市や会津地方のPRに力を入れており、IT事業としても日本マイクロソフトなどを誘致するなど、地方創生にかなり力を入れています。そしてさらに広域としましては福島県・栃木県・茨城県の3県連携プロジェクト「Diamond Route Japan」と称してインバウンド事業も発信しています。その効果もあって、2019年始めの都道府県別外国人宿泊者伸び率は福島県が全国トップになりました。今日本で最も外国人を熱くするその観光の大きな貢献者となっていますのが、サムライアーティスト・かむゐ、会津よさこいチーム・郷人なのです。中でも日本の侍として自らも早くから海外で活動し、今会津の侍の象徴として映像にも出られている「剱伎衆かむゐ」代表島口哲朗氏。正に”会津魂”を体現しているのが渡部氏なら、日本の”侍魂”を体現しているのが島口氏と言っても過言ではありません。インタビューでもお話されていた通り、今その日本の侍魂を再度発信し、又土地に根付かせるため、海外でも開かれている「剱伎道-KENGIDO」を会津でも開催することになりました。ここ会津を義の聖地とするためにも会津剱伎道の開催できることになったのは深い意味を持ち、熱い想いを伝えることにも繋がります。この様に会津という場所から始めて行くのだと云う熱い思い・強い意志をお会いした皆様方から感じる事が出来ました。私たちも日本人としてこの事業に関わる方々の魂を是非再認識し、少しでも受け取り、これからの時代への活力として行けましたらとても素晴らしい事だと思いました次第です。そして、これらの地方創生事業でまた次なる斬新な企画がどう打ち出されて行くか、記事を読んでくださった方々に是非注目して頂けたらと思います。

●会津よさこいチーム・郷人 HP➡ http://gojin-aizu.com/
●サムライアーティスト・かむゐ HP➡ https://samurai-kamui.com/
●Diamond Route Japan HP➡ http://diamondroutejapan.com/2018/index.html
●戊辰150周年記念事業 HP➡ http://aizu150.com/
●会津若松市の観光ナビ➡ https://www.aizukanko.com/

文・写真/皆美光

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