20181102【Middle East Games Con/Traditional Cultures】Middle East Games Con 2018 in Abu Dhabi “MIYABI”Report!

2018年10月25日(木)~27日(土)までUAEの首都Abu Dhabiで行われたMiddle East Games Con 2018での和文化エリア”MIYABI”の模様をレポート致します!


【”MIYABI”について】

今回UAEの首都Abu Dhabiでは初の開催となるこの和文化のブース”MIYABI”。

こちらを主催するのは、フランスのJapan Expoの”WABISABI”、イギリスのHyper Japanの”MIYABI”、他にもヨーロッパやドバイなどで開催されるイベントの和文化のブースを主催、日本アートの展覧会も海外で実施されている数々の実績のある一般社団法人 ジャパンプロモーションさんです。

一般社団法人 ジャパンプロモーション公式HP ➡  http://www.japanpromotion.org/


今回はその日本文化出展ブース”MIYABI”に出展・出演されていました皆様をご紹介致します!

・にしこくん ・はかた匠工芸 ・KAIYODO ・ekotumi ・SHIZU Selection ・XIE (敬称略)

“MIYABI”空間装飾担当:KIRIE
【武蔵の国の妖精・にしこくん!with 西尾有未さん】

日本国内で人気のゆるキャラ、武蔵の国の妖精・にしこくんと作者の西尾有未さんが、AbuDhabiの日本文化出展ブース”MIYABI”に出展・出演!
ステージ出演では、西尾さんが自らMCを務められ、にしこくんは得意のダンスで皆さんへとアピール!
お客さんと一緒に写真を撮ったり大いに皆さんと楽しんでいらっしゃいました。

出展ブースでは、カラフルなにしこくんグッズは勿論の事、斬新な西尾有未さんのポップアートが展示されていました!
にしこくんは、デザイナーである西尾有未さんが過去に住んでいた町への恩返しにと、散歩道で見かけた鐙瓦(あぶみがわら)をモチーフとしてデザインしたキャラクターをデビューさせた事がはじまりとの事。
今回はこの遠くAbuDhabiと言う土地で、沢山の皆さんに”にしこくん”を知って頂けたのでは無いでしょうか。
まだまだにしこくんの海外へのチャレンジの旅はきっと続く事でしょう。
国内問わず海外でも、今後もにしこくんと西尾有未さんのご活躍、皆様乞うご期待ですね!

にしこくん公式HP ➡  https://www.nishikokun.com/

【はかた匠工芸

『2018年は”博多織”が誕生して777年と言う節目の年。博多織の特徴は、経糸(たていと)の本数が通常の3〜4倍あり、生地に厚みや張りがあること。帯にすると刀を差しても緩みにくいため、武士の帯として珍重され、「博多織」と呼ばれた。』”はかた匠工芸HPより抜粋”

2018年11月よりロンドンのVictoria & Albert Museumでの展示も始まります。最近では一般社団法人萌生堂の浮世絵工房さんとのコラボ作品や、武人画師こうじょう雅之氏の水墨画「武人画」を博多織で織り成して表現したアート作品なども制作し、伝統を未来へ残す為チャレンジをし続けています。

お話をお伺いさせて頂きました栗原さん、着ていらっしゃった背広の上着も絹で出来ていて、実は人工的な物を着たり身に付けていると身体にも良くないとお話してくださいました。それを実際、気功師でもいらっしゃる栗原さんが身を以て体験させてくださいました。腕を横に広げて、まず頭の上に人工的な物を置いて下ろそうとすると、腕に力が入らず簡単に下がってしまいます。次に頭に栗原さんが来てられた上着を乗せ、腕を下ろそうとしてみます。するとどうでしょう、腕にちゃんと力が入り腕が下りません。この現象を見ても今は人工繊維が多種多様ありますが、昔ながらの絹の着物が健康にもいいという事の実証でもあります。

やはり、こう云った素晴らしい伝統工芸品・技術はこれからも残していきたいと思いますので、皆様にまずは是非知って頂き、興味を持たれましたら、見たり購入したりして頂けましたら幸いでございます。

はかた匠工芸公式HP ➡ http://takumikougei.jp/

【KAIYODO】

その精巧なミニチュアフィギュアが入ったチョコエッグで、一躍食玩ブームを巻き起こした”海洋堂”さん。その後もコツコツと素晴らしいフィギュアを作り続けていらっしゃるとの事。その素晴らしさとは、例えば風神・雷神絵や鳥獣戯画などは平面を立体化して作られており、レッサーパンダや海中のダイバー像もその3D立体化するだけの想像力の正確さがとても素晴らしい。そして更に国宝美術・大英博物館・円谷プロ等々の作品は全て公式に許可を頂いて作られているという事です。エピソードとして、ハリウッドの”ジュラシックパーク”が作られる際、恐竜をより緻密に作る為に参考にしたのが、”海洋堂”さんの恐竜フィギュアなのだそうです。

そして、海洋堂の社長さんはご自分の故郷への貢献として、高知県の四万十町に”海洋堂ホビー館”と全国からかっぱばかりを集めた”海洋堂かっぱ館”を作られたのだそう。何故かっぱかと言うと、かっぱはどこの誰に聞いても同じ様相をしているからだとか…なるほどそう言われて見ればそうかもしれません!どんなかっぱが集まっているのかちょっと覗いて見たくなりますね!

“海洋堂ホビー館”・”海洋堂かっぱ館”HP ➡ http://ksmv.jp/

海洋堂公式HP ➡ http://kaiyodo.co.jp/

【ekotumi】

古事記のあらすじ、物語を歌うアーティスト”・エコツミ・”さん。 神社や世界各地のアート/日本イベントでパフォーマンスされている、透明感のある歌声の女性シンガーソングライターさんです。次回、日本のとある神社でも公演をされるそうなので、公式HPやtwitterで是非チェックして見てくださいね!

・エコツミ・公式HP ➡ https://www.ekotumi.jp/  公式twitter ➡ https://twitter.com/ekotumi

【SHIZU Selection】

出展者コメントより「尾張徳川家筆頭家老の家柄である母・志津が生前収集していた骨董品の数々。歴史に通じ、流行にも敏感だった母が大切にしていた思い出の数々を出展。」

【xiè】

詩吟・舞踊アーティスト/恵聖(けいせい)さんとサウンドクリエーター/ Hagi(ハギ)さんによるユニット”xiè”。

日本国内の公演では、尺八奏者の方や剣舞の方と一緒に競演される事もあるのだそう。とても気さくで優しいお人柄の恵聖さんとHagiさん!”xiè”さんの作曲・音楽は全てHagiさんが担当され、作詞はされるのでしょうか?と恵聖さんにお聞きしますと、詩吟とは昔の様々な武将や著名人達が詠んだ”和歌”や”漢詩”を曲に乗せて歌うものなので、歌にしても作詞にしても”漢詩”が分からないといけないのだそうです。詩吟の家元に生まれ、幼少の頃より詩吟を学ばれた恵聖さんのとても伸びやかな声とHagiさんのキーボードから発せられるテクノミュージックサウンドが会場に響いておりました。

そして今回最後の曲は「川中島 × Mission: Impossible」。詩吟×洋画音楽と云う、絶妙な楽曲も披露されていました。

xiè公式HP ➡ http://www.xie.tokyo/

Thank sincerely thank you for your cooperation, Interviews, taking photos and much more!


文・写真/二月一日

 

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