20181215【東京COMIC CON/Stages】TV放送60周年『月光仮面』2019年新プロジェクトStage Report!

11/30㈮~12/2㈰まで好評裏にて開催された「東京COMIC CON 2018」、その初日に行われた「月光仮面」ステージの模様をレポート!


MCの杉山すぴ豊さんが御登場され、日本のヒーロー物の歴史について語られました。今回の「東京コミコン」のスペシャルゲストの映画「ロボコップ」の主演俳優でもあるピーター・ウェラー氏が、
「「ロボコップ」は日本のメタルヒーローから影響を受けている。」
この前に行われたウルトラマンのステージでそう語られたそうです。
日本にはウルトラマン、仮面ライダー、戦隊ヒーロー、様々な特撮ヒーロー物があり、その更に前、特撮ヒーロー物の原点に「月光仮面」があります。
そして、今年は「月光仮面」テレビ放送60周年の年であり、それを記念して様々な企画がスタート致しました。この日のステージはその「月光仮面」2019年新プロジェクトの数々の発表・紹介が行われました。


まず最初にステージに登場したのは、ねぶた師の立田龍宝先生
「月光仮面」2019年新プロジェクトは、今年8月に行われた“青森のねぶた祭”に「月光仮面」ねぶたが登場したことから始まったとの事。
実際に会場には、ねぶた「月光仮面とサタンの爪」が堂々と飾られていました。

~東京コミコンらしく、日本の和の伝統文化と洋のコンテンツ、ヒーローコンテンツが一緒になっている訳ですが、先生、ねぶたでヒーロー物を作るのは珍しいですか?
立田さん「なかなか無いですね。」
~改めてねぶたを見て感動したのは、一つの中にドラマがあり、それを見ただけで物語が分かるのがねぶただと思ってて、今回の「月光仮面」はどの様な事を表現されようと思いましたか?
立田さん「「月光仮面」は正義の味方・ヒーローですので、勧善懲悪・悪いやつをやっつけると云うのは、ねぶたの本来の大前提と同じなんですね。勧善懲悪をねぶたで作る、ですから、今回の「月光仮面」は題材としては、ぴか一の題材だと思うんですね。」
~個人的に「月光仮面」は白いヒーローですので、ねぶたは歌舞伎とか派手な色だと思うのですが、余り色を使わないのはいかがでしたか?
立田さん「はい、色の部分は非常に苦労しましたね。真っ白と言う訳にはいきませんので、黒を吹いて陰影を出したりとか、何とかイメージ通りに仕上がったかなと思います。」
~先生には是非アベンジャーズとか作って頂きたいと思うんですけど、これから作ってみたいキャラクターとかありますか?
立田さん「キャラクターとなるとまた深いんですね、ただやれる事でありましたら、色んな事に挑戦していきたいなと思っていますね。」

~まずは、ねぶたで復活した「月光仮面」何ですけど、次は何と「月光仮面」が舞台になります!
という事でそれを作るのは、本当に今人気の劇団『GEKIIKE』さん。そして舞台を作るという事で、劇団演劇集団『GEKIIKE』さんからお呼びしています!樋口夢祈さん、鷲尾修斗さん、そして伊阪達也さんです!

~皆さん一言ずつご挨拶お願いできますか
樋口さん「演出・出演もします、樋口夢祈です。よろしくお願いします。」
鷲尾さん「月光仮面役を演じる鷲尾修斗です。よろしくお願いします。」
伊阪さん「新月仮面役をやります、伊阪達也です。よろしくお願いします。」

~ちょっとびっくりしたのが、今まで全部オリジナルでやられてきたのに、どうして今回「月光仮面」をお引き受けになったのでしょうか。
樋口さん「「月光仮面」が放送60周年を記念しまして、舞台化のプロジェクトと云う物がありまして、その担当の方が沢山の劇団を見ていった結果、第9回公演「漆黒ノ戰花(しっこくのいくさばな)」という作品を見て頂き、舞台化をするならば『GEKIIKE』さんしか無いとオファーを頂き、我々も10回公演と云う記念すべき回に、60年以上も歴史のある作品を舞台で演じ、後世に残る作品が作れたらなと思い制作が決定しました。2019年の夏に上演させて頂きます。」
~今回鷲尾さんと伊阪さんお二人が白と黒と言うWキャスト何ですか?
樋口さん「Wキャストでは無くてW主演で、”月光仮面”を鷲尾修斗くん、舞台オリジナルの”新月仮面”を伊阪達也くんが演じてくれます。」
~どんな内容になるのでしょうか
樋口さん「詳しくは言えませんが、今回は大正時代に生きる二人の青年が中心となっている物語で、”月光仮面”が鷲尾くん、”新月仮面”が伊阪くん。これぐらいしか話せないんですけれども。」

~脚本は木村純子さんが書かれ、いつものメンバーでやるんでしょうか。
樋口さん「はい。」
~「月下燦然ノ星」が確か大正時代の美的な世界で、もしかしたらあんな感じになりそうですか?
樋口さん「なるかもしれないですね。」
~じゃあ、楽しみですね!
~大正時代とお聞きした時に、「月光仮面」はバイクに乗っているイメージがあるんでどうするんだろうと思ったんですけど、大正時代のきっとあの雰囲気で、「月光仮面」はある種レトロですもんね。

樋口さん「そうですね。」

~キャストの方にお聞きしたいのですが、鷲尾さん「月光仮面」についてどうですか?
鷲尾さん「そうですね、「月光仮面」は正義の味方という事で、多分皆さんがそれぞれ思う正義とか、イメージとかそういう物があると思うんですけど、新しく「月光仮面」が出来るという事で、新しい「月光仮面」を作りながら、昔の「月光仮面」もちゃんと引き継いで、一生懸命自分が出来る精一杯をやっていけたらなと思っています。」

~伊阪さんは衣装が黒いので、月光仮面の宿敵のサタンの爪かと思いきや、”新月仮面”と云う新しいキャラクターで、これはどんなキャラクター何ですか?
伊阪さん「まだ言えることはやっぱり少ないんですけど、僕の演じる彼は独自の正義感を持っていて、非常に魅力的なキャラクターになっています、魅力的なキャラクターにします!
鷲尾くんが演じる”月光仮面”が正統派”の正義だとしたら、僕が演じる”新月仮面”は正にダークヒーローです。」

~(伊阪さんが客演という事で)伊阪さんに決めた理由は?
伊阪さん「決めてい頂いて、ありがとうございます(笑)。」
樋口さん「伊阪さんはですね、本当に沢山の作品をやっているのもありますし、人柄が本当に良くて、僕と一個しか年齢が変わらないんですけど、熱いお芝居をされますので、是非W主演でうちの鷲尾とやって頂けませんかと、オファーさせて頂きました。」

~鷲尾さんいかがですか?
鷲尾さん「そうですね、普段は達也くんて呼んでいるんですけど、本当にいいお兄ちゃんです!年も上で、お芝居の事だったり、現場の事だったりとかを本当にちゃんと見ててくれてる、本当にいいお兄ちゃんでリスペクトしている役者さんの一人なので、今回こうやって二人で同じ作品を作れるのはすごく嬉しいです。」

~伊阪さんどうですか?
伊阪さん「今言ったことは全部嘘です(笑)。鷲尾君の方がお兄ちゃんぽい役割でいつも仕事が回っています!(笑)」

~『GEKIIKE』さんが作るって事は、単なる2.5次元物では無くて、凄いしっかりした芝居になるんじゃないかなって思ってます。
樋口さん「2.5次元作品に出演してはいるんですけども、基本的にはお芝居をしっかりやりたいですし、『GEKIIKE本公演』って云う一回くらいの公演なんですけど、しっかりとストレートなお芝居をさせて頂きます。」
~デザインは変わるんでしょうか?
樋口さん「変わるかもしれないし、変わらないかもしれないし、と云うのはあるんですけど、完全にオリジナルな作品をやらせて頂く予定です。」
~そうですか、新しい「月光仮面」の衣装が出て来るかもしれないという事ですね!その新しい「月光仮面」は来年の夏、上演という事ですね!

そして、更に音楽でも「月光仮面」を盛り上げるため、若い女性アーティストの中から選ばれた、菅沼茉祐さんと吉田亜衣奈さんのユニット『MayuAina』さんが「月光仮面」の宣弘社PRアンバサダーに任命され、ステージに御登場されました。

~楽屋裏で何て可愛らしい子がいるなって思ってたら「月光仮面」だったんですね。麻宮騎亜先生デザインの「月光仮面」の衣装、可愛いですね。
2人「はい、そうなんです。ありがとうございます。」
~「月光仮面」は知っていましたか?
2人「知ってました。名前聞いたことあります。」
~いきなりPRしてくれって無茶ぶりですよね(笑)
Mayuさん「最初はお仕事として見始めたんですけど、そこからどんどん引き込まれていって、今ではもう、宣弘社作品をほとんど二人で全部見させて頂いてます。」
Ainaさん「泊りがけで一緒に見てます。」

~宣弘社さんは「月光仮面」の他にも「シルバー仮面」や「スーパーロボット レッドバロン」等素晴らしい作品を手掛けています。
~「月光仮面」のテーマソングを御二人がアレンジして歌うと聞いています。

Ainaさん「そうなんです、音楽家として活躍されている貴日ワタリ先生にこの曲をアレンジして頂きました。
小川寛興の作られた曲のイメージを壊さないようにしつつ、エスニックの様な演出を取り入れて、大人の女性に似合う様な曲に仕上げて頂きました。」
~東京コミコンはこの情報だけでは終わらせません。実際に今から歌って頂きますので宜しくお願い致します。

ここで、MayuAinaさんにより「月光仮面」主題歌が初披露され、とても美しいお二人のハーモニーで会場の皆さんを大変魅了されていました!

~PR大使という事で、この後はどんな事をされて行くんですか?
Ainaさん「今回新しく曲を作って頂いたので、皆さんに「月光仮面」をはじめ、宣弘社の作品を広めていけたらなと。」
Mayuさん「私達と一緒に。」
Ainaさん「この先何年も、もっともっと続いて行くと思うので、この先も応援して頂けたらと思います。」
~歌う時はいつもこの格好ですか?
2人「これからは!今日初披露だったので(笑)。これからも一杯歌っていきたいと思います!」

ここで、何と本当に“月光仮面”と”サタンの爪”が登場し、ねぶたと同じポーズを決めてフォトセッションへと移りました。

~最後に「月光仮面」へ懸ける意気込みをお願いします。

Mayuさん「月光仮面・宣弘社のPRアンバサダーに就任いたしましたMayuAinaです。これから、「月光仮面」や宣弘社の作品を知らない人もいると思うので、そう云う方に色々良さを知って頂けるように、PR活動頑張っていきたいと思いますので、宜しくお願い致します。」
Ainaさん「この度は記念すべき60周年に私達がアンバサダーとして選んでいただいて、歌を歌うことが出来て、凄く嬉しいです。これから「月光仮面」や宣弘社の作品を私達同世代の子達にも広めて行けるように、応援したいと思います。宜しくお願いします。」

立田さん「今年「月光仮面」のねぶたを作らせて頂きまして、日本人の心の奥底にある物を作りながら、感じることが出来ました。青森のねぶた祭りで神輿運行して、そして今日、明日、明後日とまた世界の皆様に見て頂けるという事で、本当に感無量です。ありがとうございます。」

樋口さん「60周年と云う記念すべき時に舞台化をGEKIIKEでやらせてもらえると云う事で、本当に心から感謝していますし、後世に残る様ないい作品を作っていける様頑張りますので、是非応援宜しくお願い致します。」
鷲尾さん「新しく、今の子供たちにも人気の出る「月光仮面」が演じられたらなと思っています。来年2019年の夏に劇場でお待ちしておりますので、皆様ぜひご来場ください。ありがとうございました。」

伊阪さん「GEKIIKEの皆さんと、沢山のスタッフさんと、そして、応援してくださる皆さんと一緒に「月光仮面」盛り上がっていけたらいいなと思っています。頑張ります。よろしくお願いします。」


今年テレビ放送60周年の「月光仮面」の2019年様々な新プロジェクトは、この「東京COMIC CON 2018」ステージに於いて、ついにキックオフとなりました。
今後も「月光仮面」2019年新プロジェクトから目が離せません!

【宣弘社】
「月光仮面」公式サイト ➡ http://www.senkosha.net/2018whatsgekko
公式Twitter ➡ https://twitter.com/senkosha_inc

【GIKIIKE】
公式サイト ➡ https://www.gekiike.com
公式Twitter ➡ https://twitter.com/gekiike

【MayuAina】
公式サイト➡ http://mayuaina.com/index.html
公式Twitter ➡ https://twitter.com/mayuaina20

【COUNT UP of “GEKIIKE” HISTORY】

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文・写真/二月一日 写真/ataca maki

©ataca maki:PROFILE
イベント撮影やウエディング、エンゲージメントフォト、家族写真
様々な業種の店舗のwebページ、ブログ、DM等の撮影も行う。
Website ➡ http://151truevine.wixsite.com/less-is-more

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