20190404【AnimeJapan 2019】Project ANIMA 第三弾「キッズ・ゲームアニメ部門」 大賞授賞式&《公式》『削岩ラビリンスマーカー』制作進捗発表会Report!

Project ANIMA 第三弾「キッズ・ゲームアニメ部門」大賞授賞式が3月23日、AnimeJapan 2019のKILLER PINK STAGEにて執り行われました。

【大賞は品川一さんによる『メビウス・ダスト』】

Project ANIMA第三弾「キッズ・ゲームアニメ部門」では、2018年8月1日(水)から11月15日(木)にかけ、「小説・脚本選考」「マンガ選考」「企画書選考」の3つの選考形式を設け、プロ/アマ、個人/法人不問で作品を募集。

同月6日に大賞作品として品川一さんの『メビウス・ダスト』が選出された事が、発表されていました。

【「キッズ・ゲームアニメ部門」大賞授賞式】

授賞式では、文化放送で放送中の「エブリスタ・マンガボックス presents 豊永・小松・三上の真夜中のラジオ文芸部」に出演中の豊永利行さん、小松未可子さん、三上枝織さんがMCをされ、動画工房・平松岳史さんと「Project ANIMA」総合プロデューサー・上町裕介さんが登壇。

●作品の選考について

平松さん『応募数は少なかったが、そのクオリティーは高く、選考をした人の中には感極まってしまって泣いてしまったり、それくらい白熱して選考をしました。』

上町さん『選考ポイントは、アニメ化適正を特に強く評価ポイントとして、4月からの新番としてありそうな作品を選考しました。』

そして、大賞を受賞された『メビウス・ダスト』の作者・品川一さんへ大賞楯と賞金100万円が授与されました。登場された品川一さんが女性という事に、その名前や作風からすっかり男性だと思っていた、MCの豊永さん、小松さん、三上さんはとてもびっくりされていました。

今回アニメ化を担当するのは動画工房さん。これまで多く描いてきた日常系の作風とは全く違うジャンルで、ゲームにもなりやすそうで、激しいアクションシーンが映えそうな作品をいかに動画工房さんがアニメ化するのかも、とても楽しみです。

そして、真夜中のラジオ文芸部では、小松未可子さんと三上枝織さんの「みつこし」チームが考えた「エドマジョ・マジョリカ」、豊永部長と構成作家・諏訪さんのSWaTチームが考えた「ふぁい&なんす」を、それぞれ「キッズ・ゲームアニメ部門」に応募しており、今回SWaTチームの「ふぁい&なんす」が初めて佳作を受賞した事もしっかりと報告。これには、豊永部長、諏訪さんも大変喜び、部員の小松さん、三上さんも受賞を大変喜び盛り上げていました。

これまでに三部門で作品を募集してきた、Project ANIMA。これでProjectがひと段落となります。

三部門募集している間にも応募されてくる作品のクオリティーが上がって来ていた事を、上町プロデューサーは実感しており、Project ANIMAとしてのアニメ化は3作品が既に決定しましたが、

「それ以外の作家さんも、アニメ業界で活躍できるような方がどんどん生まれていって欲しいですし、我々も一緒に寄り添ってアニメ業界をより良くしていける様なProjectとして続けていければと思っていますので、ありがとうございましたと云う気持ちです。これからも是非宜しくお願いします。」

と締めくくられました。

同日、AnimeJapan 2019の「サテライト」企業ブースでは、Project ANIMA 第一弾「SF・ロボットアニメ部門」テレビアニメ化作品・『削岩ラビリンスマーカー』の進捗発表会が執り行われました。

イベントではアニメ化のロードマップが説明され、作品の世界観がいかに表現されるのか、より作品への興味と完成への期待が、ファンにとっては膨らんだのではないでしょうか。

【《公式Report》TV アニメ化作品『削岩ラビリンスマーカー』の制作進捗状況を 「Anime Japan2019」サテライトブースにて発表!】

Project ANIMA 第一弾「SF・ロボットアニメ部門」のアニメ化対象作品『削岩ラビリンスマーカ ー (仮)』(原案:戌井猫太郎)の制 作進捗状況についてのトークショーを、 本作の制作を担当する株式会社サテライトの「AnimeJapan 2019」内ブースにて 3 月 23 日(土)に実施いたしました。

トークショーは、Project ANIMA発のラジオ番組、『エブリスタ・マンガボックス presents 豊永・ 小松・三上の真夜中のラジオ文芸部』に出演する、声優の豊永利行さんと、Project ANIMA 総合プロデ ューサーの上町裕介がブースに集まったファンの前に登場し、スタートしました。

まずは、昨年 8 月に『削岩ラビリンスマーカー』の TV アニメ化が発表されて以来、7 か月間の動き について「今まで何してたんですか?」と単刀直入に豊永さんが質問。上町プロデューサーはアニメ制作のロードマップを見せながら、現在は物語の各エピソードを一旦分解して再構築し、ターゲット視聴者や大枠のお話を決定する「原作開発」の段階であることを説明しました。豊永さんの出番となる「アフレコ・音響」までは、まだまだ何段階も先。そこまでに至る行程の大変さや、係るスタッフの苦労も知る豊永さんは「(声優は)それを背負って立っているので帯を締め直さないと!」と語りました。

上町プロデューサーは、作品のあらすじとポイントについて「元ワルちょいダメ親父と、頭脳明晰で好奇心旺盛な娘が、メカに乗って、地下空間に点在するコロニーを探索しながら、世界の謎を解き明かす冒険 SF 活劇」と改めて説明。その中から【親子】【メカ】【コロニーを冒険】のキーワードについて、 「今後に向けてのアイデアを豊永さんからもらいたい」と提案をしました。

まず【親子】については、ご自身も一児の パパである豊永さんの娘愛が炸裂。「娘とモンスターがいるところへ二人で旅 するとしたら何が心配ですか? 」という質問には 、「そもそも絶対行かせない!」 と断言。万が一そんな状況になったら「とりあえず仕事辞める(笑)」「娘の回りに15 人くらいの屈強なボディガードを雇う」としながらも「自分が行動しなければいけない状況で、周りに誰も見てくれる人 がいないのであれ ば、(危険な状況であって も)一緒に連れて行って自分の周りに置いておく方が安心」という、パパならではの心境をのぞかせました。

【メカ】のキーワードでは、作中に主人公たちが搭乗するロボットのデザインラフを初公開。豊永さんは「すげ〜かっこいい〜!」「どこから乗るの?」と興奮しながらも、「ここに娘も乗るんですよ」の 一言に「あ〜〜〜〜!!」とここでも心配パパモードに。ご自身の好きなロボットアニメを聞かれると 『魔神英雄伝ワタル』や『 魔動王グランゾー ト』を挙げ、「ロボットに魂 があるのが好き。無機質なものとの心のつながりが見えるときは グっとく る」「今回の作品も、例えば上から岩石が落ちてき て、誰も乗ってないロボットが主人公親子を助ける……っていう感動シーンとかあるといいな!」と話しまし た。

また、「ロボットの声やります?」とのオファーには、「玄田(哲章)さんにお願いしま す(笑)。お れは玄田さんで聞きたい!」とまさかの逆指名も飛び出しました。

【コロニーを冒険】では、作品の舞台となる広大な地下空間に広がるコロニーの設定についてアイデアを求められ、「地層があって、地域によって土の硬さが変わる。それによってコロニ ーごとの産業も 違ったり 」「寒い地域だと土 に氷が混ざってて、氷を掘削した り、溶け て洪水になるのを防ぐための工事をしてたり……」と真面目かつ丁寧な描写で回答。これには思わず上町プロデューサーも「もっと女 性だらけの酒池肉林コロニーとか言ってくるんじゃないかと思ってましたよ(笑)」と感心すると、「そ れいいじゃないですか!」とすかさず乗っかり、コロニーの女性たちは「屈強で色白、ボディコン、アマゾネス(笑)」と、熱く?イメージを語りました。

そして、トークショーのフィナーレでは、誰もが気になる豊永さん自身の出演について、自ら「役が 欲しい!」「(起用は)あるんですか!?」と上町プロデューサーに直談判。それに対し、プロデューサーは明言を控えながらも「ちゃんと考えてますから」とし、キャスト起用については「ほかに面白いこ とも考えてます」と、今後の展開に期待が膨らむ回答でトークショーを締めました。 『 削 岩 ラ ビ リ ン ス マ ー カ ー 』 の 原 案 小 説 は 、 小 説 投 稿 サ イ ト 「 エ ブ リ ス タ 」 で 公 開 中 ( 作 品 URL : https://estar.jp/_novel_view?w=25116155)。テレビアニメは 2020年のシリーズ放映を目指し、 制作が進められています。

【 「エブリスタ・マンガボックス presents 豊永・小松・三上の真夜中のラジオ文芸部」好評放送中! 】

そして真夜中のラジオ文芸部でも現在、文芸部らしく「部誌を作ろう!」とパーソナリティの豊永利行さん、小松未可子さん、三上枝織さんが奮闘中です。今後どんな部誌が発行されるのか、こちらも併せて今後も楽しみに見守っていって欲しいと思います。

■Project ANIMA 大賞受賞作品

Project ANIMA 第一弾「SF・ロボットアニメ部門」大賞受賞作品

『削岩ラビリンスマーカー』 /戌井猫太郎(ロール)

Project ANIMA 第二弾「異世界・ファンタジー部門」大賞受賞作品

『魔法使いになれなかった女の子の話。』 /赤坂優月

Project ANIMA 第三弾「キッズ・ゲームアニメ部門」大賞受賞作品

『メビウス・ダスト』 /品川一

■大賞受作あらすじ

『メビウス・ダスト』

~2000年2月29日、地球にメビウス隕石群が降り注いだ。この隕石群が地球に齎したメビウス・ダストという新物質。それは地球の大気に溶け込み、ある奇跡を起こす。隕石群の降った日は通称2.29と呼ばれ、この日を境に日本の経済格差は加速。やがて格差に不満を持つ血戦同盟がテロ活動を始める。警察は対RC特殊機動部隊と、その隊員の早期養成のための対RC部隊員養成総合学校を設ける。~

「エブリスタ・マンガボックス presents 豊永・小松・三上の真夜中のラジオ文芸部」文化放送 土曜日 26:30~ 絶賛放送中!

★radikoプレミアムにご加入いただければ放送時間に関東以外にお住いの方もお聴き頂けます。
★放送終了後にYouTubeにアーカイブをアップ。何度でもお聴き頂けます。

公式HP  ➡  http://www.joqr.co.jp/radibun/

■Project ANIMAとは?

公式HP ➡ https://project-anima.jp

「Project ANIMA」は、2020年代のアニメファンに捧げる新しい作品を創出するための取り組みで、広く一般からアニメの原作を募集します。第一弾「SF・ロボットアニメ部門」、第二弾「異世界・ファンタジー部門」、第三弾「キッズ・ゲームアニメ部門」の三部門に分かれ、選出作はそれぞれ株式会社サテライト、株式会社ジェー・シー・スタッフ、株式会社動画工房によってアニメ化されます。作品の審査は「Project ANIMA」プロジェクトチーム四社と各部門の映像化を手掛ける制作会社とが合同で  行い、大賞作品がTVアニメ化されるほか、その他の優秀作品についても書籍化・コミック化・ゲーム化などが検討されます。

■Project ANIMA 第三弾「キッズ・ゲームアニメ部門」大賞授賞式

文・《公式Report》『削岩ラビリンスマーカー』の制作進捗発表会

文・Top写真/皆美光 写真/Official Photos

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