超テクノ法要×向源レポート!【ニコニコ超会議2018 Report】20180505

超テクノ法要×向源レポート!【ニコニコ超会議2018 Report】

向源とは、宗派や宗教を超えて、神道や仏教を含めた様々な日本の伝統を体験できるイベント。その向源とテクノ音楽と最新テクノロジーを仏教に掛け合わせて生まれたのが「テクノ法要」です。

正直に言うと、異様な世界に交じりこんでしまったような気がしました。ただ、照明や映像のこだわりと、テクノの技術は一般的なテクノイベントにも引けをとらない、ある種、見入ってしまう様なものであったと思います。
タオルを振り回し、観客への声掛け、一体感は独特なものなのですが、仏教という古来からある宗教をここまで現代的に表現するのは「すごい!」の一言に尽きます。

【2日間かけて仏像を彫る!】

わずか2畳ほどの小さなブースで丸太から仏像を彫っていきます。今回は、金剛力士像です。

仏像彫刻・修復師である小塚友彦さん。愛知県出身 京仏師に弟子入りし、造仏、修復の技法を学ぶ。 埼玉県熊谷市に截金・彩色師の妻と仏像の製作、修復を行う小塚工房を構えています。

彫っている様子は、わずか直径10cmほどの穴3つからしか見ることができません。
相当根気と集中力が必要な細かい作業です。

そして、よくぞ2日間で仕上がりました、その仏像がこちらです。

【カンタカに入ってみる!】

クロートクリエーション:都築数明さんの作品です。
仏間を仏壇の技術で製作。仏間は普通6畳、8畳ほどの大きな空間が必要ですが、拝む人が仏壇の中に入ることで、2畳ほどのスペースで仏間が作れるのではないかと都築さんが考案し、「中に入れる仏壇・カンタカ」が誕生。カンタカとは、お釈迦様が出家した際に城から乗っていった愛馬の名前です。

人が中に入ることで頭上に仏の世界を配置。天から下りてくる感覚を仏壇の中で体感することができます。

筆者も実際に入ってみましたが、不思議と落ち着いた気持ちになりました。仏像の気持ちはわかりませんが、穏やかな場所に毎日佇んでいるのだなぁという事がわかりました。

【お坊さん・牧師さんと話してみよう!】

無料で15分、お坊さん・牧師さんとお話しができるブースがありました。内容はなんでも良いとのこと。時間も限られているので、筆者が聞きたいビジネスと婚活(笑)について聞いてみました。(筆者が心に響いた言葉を抜粋)

■ビジネス編

「成功しかしていない人はどこか冷たい。失敗している人はどこか温かい。それは、失敗を経験し、人の痛みがわかるから。しかし、失敗を失敗と思わず次につなげる繋げることが大事」

「実は成功も失敗もない。どちらを決めるのかは自分。失敗は経験、自分が選んだ道であり、そこから何を学ぶのかが重要なこと」

■婚活編

親からのプレッシャーがあると話したところ、

「自分の進む道を決めるのは自分。そこに家族は関係ない。あなたが入るお墓だって死んでみないとわからない。どのような形になっても、あなたのことはあなた自身が後世にどう伝えていくかが大事」

と言われました。

結局、自分の人生なので、決断するのは自分自身でしかないのですね。
神道や仏教の世界は普段かかわることが少なく、深い世界だと思いますが、実際に触れてみることで、学ぶことは沢山あるのだなと思いました。

ニコニコ動画で仏教といえば「般若心経ポップ」とのコラボが実現したり、ニコニコ超会議でしか味わえないテクノ法要をリアルで感じる事ができたのが楽しいですね。お客さんとの一体感も味わう事ができました。

寺社フェス向源としてはニコニコ超会議の他、5月5日に中目黒の正覚寺、6日に目黒の瀧泉寺・五百羅漢寺・蝶龍寺での開催が決定しています。今年は東京以外での開催も予定しているので、是非、参加してみてください。

寺社フェス「向源」➡ http://kohgen.org/

文/濱田圭子

©濱田圭子:PROFILE
1978年2月23日 青森県青森市出身。大学卒業後、オーストラリアに1年半滞在。
帰国後、旅行会社に勤務。2005年よりフリーライターとなる。
Website ➡  http://www.f-house-style.com/

 

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