皆様こんにちは!
20160619に福島県の会津若松にある漆器工房「鈴武」さんを来訪してまいりました!
まずは予約しておりました蒔絵体験をさせていただきました!
貸し切り状態でわくわく(笑)
1、お椀にまず特殊な液体で下絵を描き乾かします。
2、下絵を参考に塗料接着剤(本来は漆)で色を付けたい部分に塗り、最低5分間しっかり乾かします。
3、色の粉をまず周りに付け、そこから綿で円を描くように粉を接着剤を付けた部分に付けていきます。
※隣り合わせで色違いにしたい場合は、2、3の工程を別々に行います。
※グラデーションにしたい場合は同じ面に少しづつ違う色を置いていきます。
そして完成したのが下のお椀です☆
蝶とお花がテーマの面と金魚がテーマの面と描きました☆
シンプルな竹のお椀、こちらもまた素敵!父作です♪
そして、蒔絵体験が終わった後は工房を見学させていただきました。
漆器は漆を何回も塗ることによってつるつるして光沢が出るのですが、今の漆器の流行は木目が見えるもので、その方が漆の塗る回数も少なく作りやすく安価になり手に入れ易いからだそうです。女性が作っているのはその木目を見せるタイプの重箱とのこと。
こちらは内田康夫さんの人気シリーズ「浅見光彦 風葬の城」にて漆職人が第一被害にあった事件現場だそうです(笑) http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-31609
こちらの部屋で漆を何回も塗り重ねていきます。両脇の引き戸がついている中に漆器が置かれており、工程順が分かるようになっています。漆はある程度の湿気が無いと逆に乾かないそうで、この中に霧吹きで湿気を含ませ寝かせるそうです。
こちらは先ほどの蒔絵付け作業されていました!本当に美しい職人技です…。
こう言った美しいもの、手の凝ったもの、是非これから先も残していきたいと思いますし、是非触れてみてください。地方の人の優しさにも是非触れてください。いい物に触れるという事、人とお話をして交流するという事は感性も心も豊かになると思います☆
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